8月初旬、炎天下の中、静岡山田錦研究会の第二回圃場巡回が実施されました。
会員農家と各田圃（たんぼ）を巡回し、下記項目を調査していきます。

・1株茎数
・草丈ｃｍ
・葉色
・CM値
・幼穂長ｍｍ
・穂肥、状況管理
・予想出穂（しゅっすい）
　＊稲などの穂が出ること。

鈴木会長からは、今年は雨の降る場所と降らない場所の差が激しい。しかし、全体的に生育状況は昨年同様良好なので、今回の圃場管理では、葉っぱの色をしっかりと調査し、肥料をどの程度、いつ入れるかを確認する必要がある。心配なのは、稲をあまり伸ばしすぎると、秋に来る可能性のある台風で稲が倒れてしまうことがあるとのことでした。

毎年行われる田圃巡回では、データを取るだけでなく、会員農家がお互いの田圃の状況を話しながら、情報交換も行われました。
花の舞酒造は、静岡山田錦研究会の事務局を務めており、各会員農家から均一で良質な酒造好適米である山田錦の供給を受けています。静岡県産100％のこだわりの地酒を幅広く知って頂くためにも、今後も会員農家との繋がりを大事にし、こだわりの地酒・花の舞を広めていきたいと強く感じる圃場巡回となりました。