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活動レポート

静岡山田錦研究会レポート

静岡山田錦研究会 2016年勉強会を開催

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静岡山田錦研究会  鈴木会長

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静岡山田錦研究会  乗松相談役

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稲作の状況を詳しく説明する
乗松相談役

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会員農家が持ち寄った米の状況比較

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地域ごとに分かれての農家の
情報交換

静岡山田錦研究会の会員農家40名が集まり、今年も勉強会を開催しました。 まずは、鈴木会長から今年の目標を話して頂きました。

天候に左右されず、均質な山田錦を育成できるような技術の習得を目指していきたい。そのためには、会員農家の情報交換が必要で、データの蓄積を今年も実施していくとのことでした。
タンパク含有量が多すぎると、雑味の多い日本酒に仕上がってしまいます。逆に、タンパク含有量が少なすぎると、日本酒の味わいが軽すぎる仕上がりになってしまいます。
成分分析を毎年実施することで、目標のタンパク含有量数値に向け、育て方の均一化を図っています。

次に、乗松相談役から、昨年の育成状況を数字データから説明して頂きました。

1. 栽培期の天気概況。
2. 山田錦成分(タンパク含有量)検査結果。
3. 稈基重測定値
4. 山田錦玄米硬度測定値
5. 山田錦栽培関連作業の数値表
6. 「山田錦」と比較するための「山田錦並み範囲」
7. 「山田錦」稲体の形態調査表

質問には、ホワイトボードを使用しながら、丁寧な説明で情報を共有していきました。

最後に、各地域の農家グループに分かれて情報交換をしました。

日頃の作業内容や、水の入れ時、稲刈りの時期など、農家ならではの話は大切な情報交換となります。

毎年行われる勉強会。ここでの情報の積み重ねが、均質な静岡県産山田錦の育成に役立っています。良質な静岡県産山田錦を使用した、花の舞酒造の日本酒は、地元静岡を中心に販売しております。今後も、100%静岡県産米を使用した本物の地酒を、多くのお客様に届けたいと思える勉強会でした。

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