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活動レポート

静岡山田錦研究会レポート

より良い山田錦づくりのために勉強会を開催。

成分分析・形態調査によってつくられた各種データ類

あいさつする鈴木会長

勉強会に出席した会員

講演する花の舞土田製造部長

講演する乗松相談役

湖西地区会員

湖北地区会員

浜北地区会員

浜松地区会員

磐田地区会員

各自の課題に取り組むよう激励する鈴木会長

全員のデータを参考に各自が課題に取り組む。

晴天ながら寒さが厳しい平成22年1月26日、磐田市(旧豊岡村)のJA遠州中央広瀬支店において静岡山田錦研究会の今年最初の活動である勉強会が開かれました。この勉強会は平成16年から毎年この時期に行われているもので、今回で7回目。多くの会員とJA遠州中央、JAとぴあ浜松の職員、そして、花の舞酒造から土田製造部長と青木製造次長が出席しました。

会場にはこの勉強会に間に合わせて以下の多数の資料が用意されました。「平成21年度山田錦玄米硬度測定値表」、「平成20年度・21年度山田錦栽培期の天気概況」、「稲作に利用したい年別・月別の気温の推移(平成19・20・21年分)」、「21年産山田錦選別前全粒および稈基重関連値調査表」、「平成21年山田錦稲体の形態調査表(全員分)」、「平成22年度山田錦栽培標準モデル・目標とする稲の姿」、「平成22年度の作付けの為の検討課題(検討する項目・稲体に現われる状態や想定されること)」、「穀粒判別器測定結果(全員分)」、「平成21年産山田錦栽培履歴表(全員分)」。
会員は並べられたこれらの資料を順番に一部ずつ手に取り席に着きます。花の舞酒造の青木製造次長が司会進行役を務め勉強会は始りました。

まず最初に鈴木良紀会長が挨拶に立ち、「昨年収穫された山田錦の成分検査や形態調査を行ない、そのデータがまとまりました。乗松相談役が精力的に作成してくれたものです。それぞれの資料には全員のデータが記録されているので、自分のものと比較ができます。いい米をつくった人のデータを見て参考にしてほしい。今日は地区ごとのグループに分かれ、一人ひとりが考えて勉強してほしい」と、資料の活用を要請しました。また、「米を取り巻く環境は厳しいが、研究会では新しい取り組みも考え、提案していくつもりです。今年の山田錦の栽培もしっかりやってほしいと」会員を激励しました。

次に花の舞酒造の土田製造部長が今年の花の舞の取り組みと考え方について話しました。 その中で土田部長は「厳しい時代ですがようやく光が見えてきました。みなさん方と共存共栄できるよう、私もがんばり直さなくてはいけないと思う。今年もご協力をいただきたい」と語りました。

この後は乗松相談役が「データ分析に基づく山田錦栽培の取り組み方」と題して講演を行いました。その内容は国の農政から研究会の今後の取り組みに至るまで多岐にわたりましたが、山田錦の栽培に関しては平成21年度産山田錦の成分・形態調査の結果から、今年の課題として千粒重(米千粒の合計重量)、稈基重、胴割れの3点を挙げ、改善のための指導を行いました。
また、個人で記入する栽培履歴表の重要性を説き、全項目必ず記入するよう要請しました。

その後は、地域ごとに5つのグループに分かれ、会長、副会長がリーダーとなって勉強会を続行。各自が稲体の形態調査の数値を参考に改善策を考え、グループのメンバーも助言を与えたり、提案をしたりと、有効な勉強の場となりました。
また、乗松相談役に助言を求める会員も多く、より良い山田錦づくりに向けた積極的な姿が印象的な勉強会でした。

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